最近、ランドセルの代わりに“ランリュック”を購入する人が増えてきています。
ランドセルと比べて、安い・軽いのが特徴のランリュック。
ですが、親世代にとってはまだまだ馴染みも薄く、どんなランリュックを選べばいいのか分からない…と感じるご家庭も。
そこで今回は、小学生のランリュックの選び方や無料レンタルなどについてご紹介します。
小学生向けランリュックの選び方
小学生がランドセル代わりに使えるランリュックを選ぶうえで大切なことは以下のとおりです。
①サイズ・デザイン選びは6年間使うことを想定しない
ランドセルを購入する場合、価格が高いこともあり6年間使うことを前提に選ぶ方がほとんどです。
そのため、入学したばかりの一年生のなかには身長がまだ小さいにもかかわらず、大きなランドセルを背負わされて大変そうだったりします。
しかしランリュックは低価格なので、成長に合わせて買い替えることが可能です。
無理に大きいランリュックを選んで子供が背負いにくい思いをするよりも、体型に合ったサイズを選んであげてください。
またデザインも、購入時にお子さん本人が気に入ったものにできますね。
ランドセルのように「本当にこの色でいいのね?6年生まで使うんだからね?」などと確認する必要はありません^^
②撥水加工
小学生になれば、雨の日も嵐の日も自分の足で歩いて登下校します。
しかし、小学校低学年の子は傘をさすのがちょっと下手だったりします。笑
しかし、これからの子供たちはタブレット端末を持ち帰ることも増えていくことを考えると、撥水加工のあるランリュックだと安心です。
もし気に入ったランリュックに撥水加工がない場合は、雨の日用のカバーなどを探すといいですね。
③価格
ランドセルに比べ安価だというイメージが強いランリュックですが、もちろんランドセル以上の価格の商品もあります。
ランリュックを選択することの理由として「成長に合わせて買い替えることもできる」という点を重視し、買い替えることでランドセル以上の費用を払うことがない方が嬉しいですね。
ランリュックの購入価格の目安ですが、2万円以内です。
この価格でも十分な機能性のランリュックを選ぶことができますよ^^
④A4サイズが入るかどうか
ランドセル商品などでもよく謳われていますが、小学生は大きめサイズの用品もちょこちょこあります。笑
せっかく軽いランリュックを買っても、用品がランリュックに入らなければ手で持って帰らなければならなくなります。
これではランリュックにする意味がありません。
荷物をなるべくリュックに入れることで、登下校での子供の負担が大きく変わりますので、さまざまな用品がしっかり入る規格の商品を選ぶようにしてください。
基準は、A4サイズが入ること、です。
⑤肩ベルト
ランリュックは軽いですが、荷物をたくさん入れればもちろん重たくなります。
毎日の登下校の負担を少しでも軽くしてあげるために、肩ベルトにこだわるといいですね。
クッション性の高い肩ベルトなら、背負った時に肩に食い込みにくく、子供にとって負担が少ないです。
また幅も広い方が痛くなりにくいです。
⑥保証制度
いくら安価といえど、ランリュックも最低でも数年は使ってもらいたいところ。
しかし、モノの扱いが雑なのが小学生。。。
毎日使うものなので、やはり修理などが必要になった時に保証制度があると安心です。
保証制度はメーカーによりけりなので、アフターサービスをしっかりとチェックしておきましょう。
ランリュックを無料でレンタル体験できる?
展示会などで体験できるのが一番いいですが、近年はコロナの影響で展示会が減っていることもあり、実物を見ることが難しい場合もありますよね。
そこで、ランリュックを無料でおためし体験できるレンタルサービスについてご紹介します。
①ダイワホーサン
ダイワホーサンは通学カバンやリュック、スクールバッグを販売している会社です。
このダイワホーサンでは「商品サンプル無料貸出サービス」があります!
無料貸し出しサービスを受ける際の注意事項として、
・個数はお一人様につき、2点まで。
・同じ商品を2つ選択いただいても貸出は1つになります。
・貸出期間は商品の到着後1週間です。
・貸出料金は不要です。
・商品を返却していただく際の、送料のみご負担ください。(弊社からお送るする際の送料は、弊社にて負担いたします。)ただし、貸出期間終了後も商品を返却されず、お客さまからの連絡もない場合は、購入代金未払いと判断し、商品相当の金額をご請求いたします。
(引用:ダイワホーサン公式サイトより)
となっています。
つまり、返却時の送料のみでランリュックが2つまで体験できる、ということですね。
②フットマーク
フットマーク社も学生向けの通学用カバンを販売しており、小学生向けとしてランリュック型の「ラクサックジュニア」を製造しています。
そしてこのラクサックジュニアの貸し出しサービスを行っています!
※貸し出しサービスの申し込みは問い合わせフォームからできます
貸し出しサービスを受ける際の注意事項として、
■ 貸出期間:1週間。到着後1週間以内に発送しご返却ください
■ 貸出商品:ラクサックジュニア(イエロー、ピンク、コン、ブラック、ラベンダー)
■ 貸出本数:お一人様につきラクサックジュニア1つまでとさせていただきます
■ 送料:返送料のみお客様にご負担をお願いいたします
(※引用:ラクサック公式サイトより)
となっています。
ダイワホーサンと同様、返却時の送料のみで体験できるのはありがたいですね。
なお、ラクサックジュニアで体験できる商品は1つだけなので注意してください。
③ことゆく社
ことゆく社も小学生向けの通学カバン「ことゆくraccu(ことゆくラック)」を販売している会社です。
ことゆくラックは、ママであるデザイナー2人が設計したランリュックです。
ことゆくラックも無料貸し出しサービスを行っています。
貸し出しサービスを受ける際の注意事項として、
・送料無料でお届け。
・実際に荷物をいれてみたり、登下校に使用してみても大丈夫。
・返送時の送料のみ負担
ランリュックを購入するうえでの注意点
ランドセルと比較して安い・軽いが魅力のランリュックですが、ランリュックを購入する前にしっかりと確認しておいてほしいことがあります。
学校に確認
小学校=ランドセルというイメージが強いですが、実はランドセルの使用を義務づける法律はないようです。
つまり、ランドセル以外のカバンでも問題はありません(指定カバンがある学校をのぞく)。
しかし、入学説明会などで資料を受け取ると、文面などには当然のように「ランドセル」の文字しか出てきません。
念のために、ランリュックを購入する前に入学予定の学校に対して、ランドセル以外のカバンでも良いかどうか確認しておきましょう。
実際、学校に問い合わせたところすぐに回答をもらえず、2~3日後経ってから「ランドセル以外も使用可能です」と返事をもらえた、という話もあります。
学校の先生でさえもまだランリュックという言葉に聞き慣れていない人も多いので、確認しておくと安心です^^
子供の気持ちを尊重
ランリュックは親目線でいえば、安いし軽いしメリットが大きいと感じますが、子供も同じ気持ちとは限りません。
多くのお友達がランドセルを使っているなかで、自分だけランリュックを使うことに抵抗を感じるお子さんもいるはずです。
また考え方によっては、少数派であるランリュックを使うことで目立ってしまい、“いじめ”などの対象になりうる可能性もあります。
これらはお子さんの性格や周囲の環境にもよるので一概には言えませんが、子供がイヤな思いをしてしまうことは避けたいところです。
ランリュックを検討するうえで、必ずお子さんに気持ちを確認し、その気持ちを尊重してあげましょう。
ランリュックの選び方や無料レンタル、注意点まとめ
今回はランリュックの選び方や無料レンタル、注意点についてご紹介しました。
まだまだ少数派のランリュックですが、メリットが多いのも事実。
ランドセルと同じように、入学時の選択肢の一つとして当たり前になるといいですね^^
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